@article{oai:s-bunkyo.repo.nii.ac.jp:00000038, author = {本庄, あかね and Honjo, Akane}, issue = {21}, journal = {紀要, BULLETIN OF SHIGA BUNKYO JUNIOR COLLEGE}, month = {Mar}, note = {北原白秋の第一詩集『邪宗門』中の詩篇は、前期詩篇から後期詩篇へかけて、官能開放の主題から退廃的作風への移行が見られる。伴って、印象派絵画の特徴とされるような明るく強烈な外光表現が作中から退き、代わって薄暮や夜の詩篇が顕著となっていく。このような詩風の変遷は、西欧世紀末の美術思潮の動向を白秋が文芸的交友のなかで享受することを通して進行している。本稿では、イギリス人画家ジョン・レーヴァリーの「月夜の渚」からインスピレーションを得たとする白秋の明治四十一年の日記に着目することによって、白秋の西欧文芸への目配せのありようやそれらの受容がどのように白秋詩と結びついているのかを考察する。}, pages = {23--33}, title = {北原白秋『邪宗門』最後期詩篇についての一考察―ジョン・レーヴァリー「月夜の渚」の受容をめぐって}, year = {2019}, yomi = {ホソジョウ, アカネ} }